学歴のメリット/デメリットについて考えてみた

「学歴は大事なのか」って思った事ありませんか?

学校の先生、親、周りの人々に学歴て聞くと、「勉強して有名大学へ入って、いい会社に就職すると良い人生が送れる」と私は小さい頃、よく聞かされていました。でもそれって本当に確かなの?この点について、私の経験からのお話をさせて頂ければと思います。

結論を先に言ってしまうと、大学は名の知れた所であるならば、入った方が良いです。しかし、それだけではダメです

その理由について話す前に、ざっくりと私の経歴を話すと以下の通りです。私は小学校時代に中学から大学までの一貫性の学校に受験し、合格をしました。それは親の意向でした。小学校の私には将来の事なんてまるっきりわかりませんから、親が大学に行かせた方が良いという風潮の為、一貫校に受かる為に小学校時代から塾に通って勉強をさせられていました。そのおかげで「MARCH」と呼ばれるAランクではないですが、Bランク位の大学の卒位を得られることができました。

では、学歴のメリット/デメリットは何か?私が社会人になって感じた事は以下です。

メリット

1、就職時には、やはり有名校の方が有利

有名大学ほど、大会社であってもその大学のOBがいる可能性が高いです。つまり何かとコネクションを持てる可能性が高く、情報を得られる可能性があります。また、今でも学歴主義の会社もありますので、学歴があった方が就職に有利に働く会社もあると思います。

2、会社でOBの方と簡単に知り合いになれる

それまでは全く見ず知らずの人なのに、同一学校出身というだけで一気に距離を縮められる可能性があります。全くの知らない人だと仲良くなるのにある程度時間がかかるのが一般的ですが、出身校が一緒であると身近に感じられるのか、距離を近づけてくれる方が多いと思います。但し人にもよりますので、注意が必要です。

3、プレイべートでも相談に乗ってもらえる

これも人に寄りますので、注意が必要ですが、馬が合う人であれば、公私問わずに相談に乗ってくれるでしょう。

デメリット

1、先輩/後輩の図式が作られる

先輩にあたるわけですから、どうしても誘いを断りづらいと感じる事もあるかと。社交的で、人づき合いが好きな人なら、問題はないと思います。しかし、自分の時間が欲しい人や社交性に欠ける方は、最悪、上手くいかずにトラブルの原因にもなりますので注意。一番は礼儀が何より大事です。

2、必ずしもメリットが受けられるわけではない。

これが難しい所かなと思います。人によっては面倒な人に遭ってしまうと余計な面倒に付き合わされる種になります。最悪の場合は、後輩をカモにしようという悪しき人もいないとも限りません。ある程度、事前に人となりを他者から聞いておくといいかもしれません。

3、学歴を得る為にかなりの時間と労力を要する

より良い学歴を得る為には、知識を詰め込む為の勉強をある程度時間をかけて行う必要があります。日本では1~2年以上かけて、勉強だけを行って、大学へ進学を果たす人がいます。その期間を先駆けて新しい事にチャレンジしている人は他者よりも、その方面で先に目が出る可能性があるわけです。学歴を取るか、他の事に抜きんでるかはその人次第とも言えます。

デメリットを書きましたが、社会に出て、コネクションやコミュニケーションがとりやすい、又は話を進めやすいというのは、かなり利益として大きいです。社交性がない方においても、会いたくなければ、丁重にお断りをすれば良いだけの事なので、あっても損にはならないと私は思います。しかし、社交性のある人であれば、学歴など無くても人脈を広げる事が出来る為、必須でもないはずです。

また、気を付けて欲しいのは、学歴さえあれば、コネクションやコミュニケーションが増えて、自分が何も努力しなくても問題ないと考えてしまう事ですここに盲点があります。つまり学歴を手に入れる事ばかりに妄信して、結果、学歴を手に入れた事に満足し、そこから努力を怠ってしまう事です。学歴は一つのスキルと考えてもらった方が良いと思います

本当に大事なのは、就職後に、その会社で自己の能力や知識を高められるかにあります。自分で独立して会社を起こすのも、組織の中で活躍するのも、そのどちらも自分がいるポジション(役職・職業)で、自身の持つスキルや能力を活かして、結果を出せるかどうかにかかっています。学校での勉強はその為の基礎に過ぎないからです。

現代においては、ネット環境が一般家庭でも流通している為、個人でもビジネスが起こしやすい状況になっています。その為、アイデアやスキルを活かして学歴が無くても大きなチャンスをものにしている人も出てきています。以下、学歴に頼らず、ビジネスで成功しているなと、私が思う人達を載せています。あくまでWikiやサイト情報調べですので、間違っているかもしれません。

ヒカキンさん:大学へは進学せずに就職し、その後Youtubeで自身のチャンネルを作って配信し続け、今では日本人の大抵の人が知る有名Youtuberとなっています。自身で大規模な会社も経営しています。凄い方です。HIKAKIN – Wikipedia

ヒトデさん:ブロガー。そこから派生して、今は会社も経営している。私がブログを開設する際にこの方のサイトを参考にさせて頂きました。

てんちむさん:大学へは進学せず、子供時代から芸能界で子役として働いていた方。かなり波乱万丈な人生を送られています。女性1人でここまでやってこれているのが凄いなと思います。橋本甜歌 – Wikipedia

結論をまとめると、学歴はあった方が良いけど、それが全てではないです。常にさらに高みを目指して、本人の努力や挑戦が凄く大事な事なのだと私は思います。学歴は一つのスキルにしか過ぎません。

私はMARCH出身者ですが、今は全く稼げないダメサラリーマンです。彼らの活躍を見ていて、自分の人生が情けないと思ってしまいます。中学/高校と勉強して、そこそこの大学へ行って、そこそこの会社に入って、与えられた仕事をしっかりとこなしてきて、自分の中では正しく人生を生きてきた、立派に生きてきたと思っていたのですが、40代になって、全く稼げないサラリーマンになっているというのが現実でした。私がこれまで歩んできた人生とは何だったのだろうと・・・。もう既にあまり無理の効く体ではないですし、花咲かせる事は出来ないかもと諦めムードでもありますが、やれるだけの事をやってみるつもりです。

とはいえ、会社で学んだ事もゼロではないと思っています。会社に属する事は決してデメリットではないです。得られる知識は多いですし、出世をすれば、給料だって良くなります。大事な事は、与えられた仕事をただ漠然とこなしているだけでは、ダメという事です。常にそこから得られる社会の情報を意識して、活かして、自分の価値を高めるようにしておきましょう。

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