ベルアイルが一押しだったわけ

ベルアイルを一押しするには、理由がある。それを、ここで詳細に説明したいと思います。以下の内容になります。動画はYoutubeでアップされているものを拾ってきています。削除されたら、ごめんなさい。

ここからかなりの長文になりますw。実はこのゲーム、私が初めてやったオンラインゲームなのですが、このゲームが初めてだった為、当初、全くこのゲームの良さに気づく事がありませんでした。なぜなら、これが当たり前のゲームと思ってやっていたからです。ところが2012年にサービス終了後、様々なオンラインゲームをやってきましたが、総合的に見て、このベルアイルを超えるゲームに出会っていません。まさに不朽の名作オンラインゲームだったのです。なので、そのゲームの特性を覚えている範囲ですが、記載していこうと思います。これから開発されるオンラインゲームの参考にしてもいいですし、こんなゲームがあったんだという昔ばなしにしてもいいですし、共にベルアイルをやっていた人達には、あるあるネタとして読んでもらえればと思います。全文読むのがつらいという方には、少しだけ。1:魔法詠唱が文字入力タイプである。2:装備変更やポーション選択で複数のマクロが組める。3:クエスト進行において、NPCなどはおらず、自力でヒントを見つけて、進行やボス攻略を行う。4:スキル制MMORPGだけど、スキル上げにかける労力は最初だけ。後は一切かけずにプレイできる。レベルが無い為、新古関係なく、一緒にダンジョン等にプレイできる。この4点だけでも適合するMMORPGは存在していますか?今、あなたのやっているMMORPGはこの4点を満たしていますか?無くても問題はないと思います。楽しければいいんだから。でも、それがあったのが、ベルアイルでした。今ではこの4点を満たすMMORPGはありません。なので、私が一番お気に入りになっている所以です。もし、他にあれば、それを今、やっているはずなので。もし、あったら是非とも教えて欲しいです。

1.の生産/戦闘どちらも活躍できる

最近のオンラインゲームの生産の特色を一言でいうと、より上位のマップに行かないと、売れるアイテムが手に入らないという事です。最近のオンラインゲームは、レベルが上がる毎に低いレベルで得られるアイテムでの価値がほぼゼロに等しい価値に下がってしまいます。ところがベルアイルは初期マップでさえもレアドロップや生産で使用されるアイテムが手に入る為、一番最初のマップでさえも重要な場所となっていました。

それはなぜか?ポイントは食事アイテムにありました。ベルアイルでは食事による効果が非常に高く、1つ目には「飢え」があった事です。食事をとらず、「飢え」という状態になると、ステータスが上がりにくくなってしまいます。他にもペナルティ要素があったと思いますが、「飢え」状態を防ぐ為に、何でもいいから食事をとる事が必要だった事です。

2つ目は「食事アイテムの効果がとても高かった」事です。カブを酢漬けにしたアイテム「カブ酢」という食事アイテムが存在していたのですが、このアイテムは初期マップでカブが取れたと思うのですが、このアイテムを使うと、なんと30%も攻撃時のクリティカル値が上がるのです!そんなアイテムを初期マップで出すオンラインゲームみたことねえw。ほとんどのオンラインゲームの最初のマップはレベル上げして通過マップです。以降、立ち寄る事もほぼないですよね。その為、私はせっせとカブを掘っていましたw。そしてこれが、またものすごく売れるアイテムでもありました。

3つ目は生産の方が金が稼げる。上位マップに行けば、より上位のレアアイテムが手に入る為、通常だと戦闘職のスキルを上げて、レアアイテムゲット→高収入が定番ですが、このゲームでは武器/防具にジェムスロットというシステムがついており、それが生産により作成された時に、運によって、スロット数が複数付くものが出来る事がある要素がありました。その為、最大5つのスロットが空いた装備にはものすごい高値がつく事があり、戦闘よりもずっと金策が良い場合がありました。その為、ほぼ生産しかしていない人なのに、超大金持ちなんて人もいる位でしたw。

2.不要なマップが存在しない

これは先の1.でも書いた通りです。初期マップでさえも重要な役割を果たす為、行かないマップは存在しませんでした。生産上での必要性だけじゃないかと思われる方もいるかもしれませんが、戦闘でも必要でした。それはドロップアイテムにあります。このベルアイルにはドロップアイテムに上・中・下といった3種類位のドロップ率が存在しており、下は必ず手に入るアイテム、中はたまに出るアイテム、上はほぼ幻といってもいい位の率で出るアイテムでした。この上というのが本当に出ないアイテムで、下手をすれば一生かかっても出ないのでは・・という位、超低率のものもあり、そのアイテムを手に入れる為に、ひたすらそのマップに通い続けるという事すらあるのです。又、中アイテムの中には先にあげた装備に付けるジェムの欠片を落とすモンスターが存在する為、ひたすら狩り続けるという要素もありました。その為、戦闘職と言えども、初期マップをおろそかにするわけにはいかない場所でした。全体から言うとベルアイルのマップは最近のオンラインゲームの規模から比べると小さかったかもしれません。しかし、全てのマップで遊べる要素があったという点が少ないマップでも遊べていた要素だったと思います。ただ、強い敵とひたすら戦いたいという無双ユーザーにとっては、物足りなさがあったかもしれませんね。

3.国産のスキル制MMORPG

国内産は、実は大事な要素だなという事に後から気づきますが、海外版の移植だと、どうしても違和感を感じる部分が出てくるという事です。文化の違い?言葉の違い?かは分かりませんが、意味不明なクエストや内容だったりする事がたまにあります。国産だと日本人向けとなっている為、そういった違和感がほぼないです。

スキル制というのは、様々なスキルから好みの選択をして、そのスキルを上げて、特化した職業を作り出すといったものです。レベル制では、最初に職業を決めてしまうと、決まったスキル以外は使えない固定職となります。しかし、スキル制の場合には、剣と格闘と盾が使える剣闘士に育てようとか、槍と魔法が使える魔法槍士にしようとか、自分だけのオリジナルキャラクターを作成する事が可能となるのです。そして、一度スキルを上限まであげてしまえば、後は、古参も新参も能力に若干の違いはありますが(魂片システムがある為)、レベル制のオンラインより、さほど大きな差は生じなく、一緒に楽しめるというのがスキル制のいい所です。又、ベルアイルでは、そのスキルも割と上りが早く、何年もかけなければ上がらないという仕様ではなく、適切に上げていけば、1か月もあれば、好みのスキルを上げ終えれる事が可能な仕様となっていました。つまり誰もが1か月もすれば、レベル上限キャラクターと同じ場所に早くから立てるというのがスキル制の魅力とも言えます。そして一度上げ切ってしまえば、継承による再度の上げ直しにはほとんど時間がかからないという仕様もベルアイルならではだったと思います。スキル上げに時間をかけさせずにゲームそのものを楽しめるようになっていたと思います。ダンジョンに入るのにレベルがいくつ以上とか必要ありません。レベルそのものがないのですからw。

4.ソロ/パーティどちらも楽しめる

ソロでダンジョンでのトレハンや強敵に挑むのも悪くないのですが、パーティ戦もかなり重要でした。ダンジョン奥に潜む大ボスに対しては、パーティ無くしては全く歯が立たないからです。パーティは最大8人で組めたのかな?そしてこのパーティ戦で最も重要なのがアイテムの分配方法になります。これもしっかり出来ていて、倒した人が総取りというわけではなく、パーティ時にはパーティ内で取得したアイテムを誰もが見れる一時ボックスに保管し、後で個々で好きなアイテムを取得する形式やランダムでアイテム分配を行う形式とアイテムの取得形式を選べるものとなっていました。その為、私がいたギルドでは、ダイスで高値を出した人からアイテムを選んで取得できるシステムを使っていました。

つまり弱い人がパーティ戦に参加してもレアアイテムがゲットできるようになっていました。 この事で、入りたての初心者だった私も積極的にギルドのパーティ戦に参加していましたねw。又、時には生産職のキャラがダンジョンの進行上必要な場合もあり、戦闘職が生産職をかばってダンジョンを進むという事もありました。この点でも弱いから参加できない・・・というそもそもの戦闘1色のRPGの概念を覆していたと思います。又、後述でも記載しますが、魔法職のキャラがとても重要な役割を果たしていました。魔法職無くして、ダンジョン攻略できずという仕様だったのです。

5.細かい所までしっかりとユーザー視点でのシステムを考えている

先程のパーティ戦でのボックスシステムもそうですが、分配時にダイスを使える事や実際の装備時のものとは異なる服を見せる事ができる着せ替え要素も充実していました。

戦闘時に最も使えると思ったのはマクロシステムです。通常スキルは1つのものをスロットにセットしてボタンを押すだけですが、ベルアイルにおいては、スキルを組み合わせて使う事が出来る仕組みになっていました。簡単な例を挙げるなら、HP回復用のポーションアイテムを使う場合、通常だと1回毎にボタンを押して使う仕様ですが、ベルアイルにおいては、10個連続、20個連続といった具合に、好きな分量を自分で組み込めたボタン1つで10個飲みとかができる仕様となっていました。その為、強敵に対してはポーションがぶ飲みで対抗するといった戦闘の楽しみもあったわけですwww。カバンの中に大量のポーションを持ち込んで戦闘に臨む事もありましたねw。これがある事で魔法剣士が生み出せたといっても過言ではないです。装備変更を剣からペンに切り替えて、魔法を詠唱という事が、マクロを使う事で一瞬で可能となっていたのです。このマクロとスキル制によって、様々な可能性を引き出していたと思います。他のゲームではありえないものでした。

又、生産職にはガーディアンというサポートペットキャラがとっても役に立っていました。ガーディアンには一緒に戦闘で戦ってくれるというだけでなく、採取を手伝ったり、予備の倉庫を開ける機能も備わっていました。生産で取得したアイテムを予備倉庫にしまう事で、重量オーバーになる前にいちいち町に戻らなくても、延々と採取作業をこなす事が可能だったのです。特に入る事が困難なダンジョン奥に入った時には、このシステムは非常に役に立っていました。入るだけ貯めこんで帰るという事をやっていました。又、レアアイテムは戦闘だけではなく、採取時にも存在しており、貴重な鉱物がレアで出たりとか、採集の最後には一気にアイテムがどっと取れるシステム(ジャックポット)があり、採集作業の楽しみもありました。つまりユーザーがいかにゲームを楽しめるかという視点をよく考えていたシステムが多数盛り込まれていたと思います。後述しますが、移動手段1つとっても様々な手段があり、のんびり派、即移動派と色々な人がその好みに応じて楽しめる仕様になっていたと思います。

6.グラフィックが良い

今では高グラフィックは当たり前のオンラインゲームですが、当時はパソコンのスペックも低い中で、かなりの高グラフィックのゲームだったと思います。(人により意見は分かれるかもしれませんけど・・)。著作権の問題もありますので、ベルアイル画像にて検索して頂ければと思います。その為、大勢集まるとキャラクターが表示されない、重くてキャラクターが動かない、サーバーからログアウトされる、といった問題もあったりもしましたがw。でも町には様々な服装をしたキャラクターが溢れていました。後半には実装備と見た目装備という2種類の装備を付ける事が可能となり、戦闘職でゴリゴリの武装しているけど、見た目はパンツ1丁とかいうキャラクターもいましたね。服装もカラー変更、Tシャツ、お面から皮鎧、金属鎧まで様々なものがあり、着せ替えも楽しみの1つでした。Youtube等にまだ戦闘時の動画等が上がっていますので、見てもらえる分かるかと

7.BGMが秀逸

とにかく、BGMは神秘的でよかったです。私の中では3層のBGMが大好きで、このBGMを聞く為だけにわざわざ、3層にいった事もありましたww。ニコニコ動画ですが、以下のサイトにてBGMは聞く事ができます。過去にTVゲームで音楽がいいなあと思ったのは、FFシリーズやドラクエ、クロノトリガーといったものですが、オンラインゲームでこれほど音楽が凝っているものはあまりないなあと思っています。

ベルアイルBGM集

【作業用BGM】ベルアイルBGMメドレー
【作業用BGM】ベルアイルBGMメドレー 国産MMO「BelleIsle-ベルアイル-」のBGM集です。

3層の音楽

ベルアイル 3層BGM - ニコニコ
ベルアイル 3層BGM 聞けない人のために3層BGMうpしてみた。

町ではほのぼのした音楽(昼と夜でBGMが変わる)。ダンジョンでは激しい音楽。しかも何故か耳に残って離れないという。今でもたまに聞き行ってしまう位ですね。最もゲーム期間が長かったせいもあるかもしれませんけど。神秘的な雰囲気の坂本龍一を思わせるような世界観を漂わせる音楽はとてもよかったと思います。

8.結婚/継承ができる

結婚が出来るゲームはありますが、継承システムがあるものはないのではないでしょうか?(あったらごめんなさい^^;)ベルアイルでは時間の流れが存在しています。

食べ物は賞味期限が設定されており、いつまでも放置しておくと腐って効果を失ってしまいます。でも、腐った食糧を新鮮な食糧と混ぜると復活してくれたりするんですよねw。ヒーリングポーションを良くこれで使い回していましたw

キャラクターは年を取り、幼児→青年→老人とその姿を変えていきます。キャラクターには魂片(こんぺん)と呼ばれる年数を重ねるごとに得られる命の欠片?的な要素があり、この魂片を使って、そのキャラクターにしか使用する事が出来ない独自の武器を後世の子孫に残す事が出来るシステムがありました。その為、子孫になればなるほど、先祖代々受け継がれてきたアイテムと継承毎にステータスの上昇という利点を得られ、長期ゲームを続ける要素ともなっていました。このシステムを持っているゲームに、私は未だあった事がありません。たかがゲーム、されどゲーム、ここには人生そのものがあったといっても過言ではないかもw。とはいえ、キャラが女性だからと言って、中身も女性とは限らず、中身は男性でキャラが女性という、通称ネカマ(ネット+おかま)という言葉が出ていました。

9.イベント時がとにかく楽しい。レアアイテムも時にすごい

ハロウィン時になると「かぼちゃタッピー」イベントというのがあるのですが、ここで、キュウリを集めて、タッピーに渡すとアイテムがもらえるのですが、ここでも、時に超激レアアイテムがもらえる事があり、このアイテムをもらう為にひたすらイベントに参加しまくるといったことをやっていましたww。

また、NPCではない、ゲームマスター(GM)と呼ばれるゲーム内でイベント時に一緒に進行をしてくれるキャラクターが登場する事があり、会話ができたり、アイテムがもらえたりと、多くの人が一緒に楽しむ事が出来るイベントが用意されていました。

花火なども生産により作成する事ができ、イベント時には多くの花火が作成され、配布されて、打ち上げられたりと、盛り上げ要素もふんだんに用意されていましたね。

10.魔法詠唱が入力式。しかも魔法の効果も戦闘でのバランスがとても良い

このシステムも他に見た事がないシステムです。魔法詠唱時に文字入力画面が出て、入力を早くする事で魔法詠唱が早くなるシステムがありました。勿論、入力せずに待っていても構いません。逆に文字入力をミスると、詠唱失敗となる為、自信がない人は入力をしない選択をする人もいました。しかし、この文字入力システムは高位の魔法程、その効果が高く、入力の速い人は、一瞬で高位魔法を詠唱できるという。魔法職、誰がやっても一緒という概念を大きく打ち破ったものとなっていました。

又、魔法の種類も良く出来ていて、特によく使われていたのが、戦闘では「停止」「守護」「転移」、移動では「時空門」という魔法です。

「停止」魔法はその名の通り、一定時間、モンスターの攻撃を全て無効化するという魔法です。これにより、貧弱な戦闘職であっても、強敵に挑む事ができる仕様となっていました。効果切れ時にはダメを受けてしまう為、一撃死する戦闘職では無理ですが、ある程度耐えれる戦闘職がいれば、たった2人のパーティで強力なモンスターを討伐する事さえ可能となっていました。

「守護」は様々な効果があり、炎守護はダメージを倍にする、氷守護は一定時間無敵といったものでした。この効果時間も絶妙に設定されていた為、ゲーム内でとてもよく使われていました。

「転移」はモンスターをどこかへ飛ばすものでした。囲まれて絶対絶命といった場合に、発動するとあっという間にピンチを脱出なんて事もありましたね。

そして「時空門」の魔法は事前に行った事があるダンジョン以外のマップにシーリングジェムと呼ばれるアイテムにその場所を書き込む事で、いつでもその場所に行けるようになる魔法です。これはオンラインゲームでありがちなワープポイントとは異なり、自分で好きな場所にワープポイントが設定できるというものでした。モンスターを狩りたい場所や採取をしたい場所といった具合に、自分自身の好みの記憶ジェムを作って、飛ぶ事が出来るのです。いちいちワープポイントから歩いたりする必要がないわけです。さらに時空門は自分だけでなく、他のキャラクターもその場所へ飛ばす事が可能となっていました。つまり全く行った事がないキャラクターもその場所にワープさせることが出来るのです。私は最初の頃、全く気付かず、そのワープポイントに入ってしまい、慌てた事がありましたw。これにより、初心者が上級者のマップにもすぐに一緒についていく事が可能となっていました。マップの解放をしなくても、上級マップに行けたわけです。後述しますが、この事は、このスキル制のMMOでは必須といってもいい機能です。

ただ、どの魔法も敵の攻撃を受けると詠唱が阻害され、失敗となってしまう事がある為、魔法職単体での戦闘はほとんどできず、タゲ取り役の戦闘職とのセットでの行動がほとんどでした。魔法職の皆様はほんとにご苦労様ですと言いたいです。でも、本当に重要な役割で、いるだけで大きな戦力となっていました。

11.大人数でのレイドイベントがある。しかもレアアイテム大放出

とにかくレイドバトルが大乱戦w。決まった時間に発生するものと、突発で発生するものと様々なものがありました。決まった時間に発生するものの代表が「ドラゴンジャック(DJ)」と「ミスティカルホーン(MH)」でした。どちらも大人数での討伐となるのですが、参加すれば、その後、城にてスキルアップの基となる奥義書というものが王様からもらえる事があり、これが結構、高値で売れたりもしました。

又、突発イベントでは、デモニカ襲来というイベントがあり、これも大乱闘となっていました。こういったイベント時には参加賞的なアイテムだけでなく、戦闘時にも使えるその時にしか手に入らない非常にレアなアイテムの放出もあった為、「絶対、参加しなくてはw」という意識をもっていましたねw。

12.季節感があった。同じマップでも季節により取得できるアイテムが異なる

春夏秋冬の概念があり、その季節によって採取できるアイテムが異なっていたので、この季節にはこのアイテムを取りに、あそこに行かなくては見たいなものがありました

また、昼と夜に、風景も異なる為、単純に旅行気分でマップに出かける事もありましたね。春に桜の咲く場所でお花見をしたり、夜景の綺麗な場所で、月見をしたり、お気に入りの場所でチャットをしたりと行った事もベルアイルならではと思います。キャラクターのモーションに「座る」「驚く」「お辞儀をする」「手を振る」といったコミュニケーションをとる為の基本的なコマンドがあったのもチャットだけではない楽しめる要素だったと思います。

13.移動手段が色々あって、楽しい。

前述であった魔法による移動手段(シーリングジェム)がメインでしたが、他にも徒歩とナグーと呼ばれる馬的な移動手段が用意されていました。

このナグーが結構重宝して、乗っている間は敵に襲われない為、生産職でも安心して採取場まで行く事が可能となっていました。さらにナグーには様々な色が存在しており、レアな色を取得する為に、ナグーをゲットし続けるという事も楽しみの一つでしたね。

又、お金を払って町同士を結ぶボールシップwと呼ばれる乗り物もあり(私はほとんど利用していませんでしたがw、ギルメンが稀に遊覧気分で乗っていました)。のんびり景色を見ながら、マップを散歩するもよし、一気に上級マップへ移動するも良しで、多様性がある事はゲームの幅を広げる上で大事なんじゃないかなと思います。

14.デスペナルティが割と厳しめで、ラッキーな時も!

死亡時のペナルティは、「持ち物を落とす」という仕様になっていました(全部ではなく、一部です)。但し、1時間以内に死亡した場所に取りに行けば、自身で取り戻せるというシステムでしたので、通常であれば、取り返せる仕様でしたが、ダンジョン奥に入っていった場合などは、敵が強くて取りに戻れないといった事があったり、1時間以内で戻れないといった場合には、その後、別の人がその宝箱を取得できる仕様となっていました。その為、おや?こんなところに宝箱があるぞ?えっ、取れちゃった。中からレアアイテムがラッキーといった事もあり得る仕様だったと思います。

15.オリジナルのカラー装備が作れる

ベルアイルの生産には染色があって、装備のカラーを変更できる機能がありました。その為、同じ装備であっても、違う色に変えたりして、他者と異なるオリジナル感を出せる要素がありましたね。全ての装備が変更できるわけではなかったと思いますが、細かい部分にもしっかり生産者向けの配慮があったなあと思います。

16.やる事の縛りがほぼない

最近のオンラインゲームにありがちな仕様なのですが、デイリークエストが多いのが目立ちます。それが、ガチャポイントがもらえる為だったりして、無課金者にはデイリークエスト必須でこなさなければいけなかったりするのが、とても苦痛だったりします。ベルアイルでもクエストは存在していますが、特にこれは毎日こなさなければいけないというものはありませんでした。その為、「今日は何するかなあ・・」というのを考える所からゲームを始めるというものでした。別に強い武器を手に入れる為にダンジョンにこもる必要もなく、露店システムが非常に活発だった為、アイテムをガチャや戦闘に頼る事無く、ひたすら採取/生産をする事で金策をして、手に入れる事も可能だった為、「どの手段を使って手に入れるか」、という所から考えるというやる事の縛りが全くと言っていいほどなかったゲームです。これは、課金はできないが、ゲーム時間は沢山取れるというユーザーには優しい仕様だったと思います。運営側にとっては嬉しくないユーザーかも知れませんが、これこそが全体のユーザーを増やし、かつ戦闘には興味がない人でも、誰もが楽しめる仕様のゲームなんじゃないかなと思います。最近のオンラインゲームは課金メインのものが多く、お金がないと楽しめないとなると、金の切れ目が縁の切れ目となる感じのゲームが多いです。まあ、運営にお金がかかるので、致し方はありませんけど・・。まあ、強いてクエストとして私がデイリーで欠かさず、やっていたのは、幼児時に学校に通うことですかねえw。(わかる人にはわかるはずw)

17.シナリオが良く出来ていた。エピックタスクの進め方が面白い

大きなメインシナリオはデモニカと呼ばれる敵の襲来により、地上から追いやられた人類が樹上世界で暮らし、いつの日か地上世界に戻れる日を夢見て。という内容でした。地上を目指して、メインのエピックが進んでいくのですが、この進め方が生産職が必要だったり、パーティ戦で進めたり、敵の倒し方にもコツが必要だったりと、単にレベル上げて、強けりゃ勝てるといっただけによる進行ではない所に面白みがあったと思います。その為、戦闘職(タゲ役、アタッカー役)、魔法職(サポート役、蘇生役)といったメンバーが必要になり、チーム戦の重要性が非常に高かったと思います。そして何より、昨今のクエスト進行と圧倒的に違うのは、進行のヒントが一切ない事です。エピックを進めるにあたって壁があったらどう壊したらよいのか?敵はどう倒したらよいのか?そういったクエスト進行のヒントがなく、自ら模索して探し当てるか、Wiki等で先人が見つけた方法に沿ってこなすかという方法をとるという事です。又その他のクエストについても、アイテムを集めてどこどこで使うといったNPCによる案内は何処にも出てこず、何となく拾ったアイテムをどこかで使うかも的な感じで持っておくと、イベント発生と、偶然見つかったりすることがあり、そういった決まったクエスト進行がないという点もこのゲームの魅力だったと思います。こなしたいクエストを自ら選んでやる。その為のアイテムを自発的に集めるという感じですね。

まだまだ、話きれていない情報があるかもしれませんけど、大体こんな感じだと思います。ベルアイルが復活したら、またやってみたい気はしますね。もしくはこれに匹敵するオンラインゲームが出てくることを望みますね。

最後に、オンラインゲームをやっていると様々な人に出会います。中には、物をねだるだけ、借りたものを返さないといった悪い人や初心者に厳しい様々な規則を課しているギルドなど、様々な悪い部分もあったりします。なるべく、自分にあった仲間やギルドで楽しく遊ぶ事を推奨します。会った初日から個人情報を欲しがるような方とは決して付き合わない様、気を付けてプレイする事を望みます。オンラインでは顔が見えない為、相手がどんなことを考えているかは、察する事ができません。チャット上の会話だけで直ぐに信用せずに、1年程、一緒にプレイしたり、他の方との会話を聞いたりしていく中で、信頼できる人を見つけるようにしましょう。

最後に下記サイトで復活して欲しいゲームランキングなるものがやっているようです。ベルアイルもランキングに入っていました。興味のある方は、投票をしてみてはどうでしょう。復活するかはわかりませんけど。。。一応、私はベルアイルに投票しましたけどねw。では、また機会があれば。

復活してほしいオンラインゲームは何ですか?
サービス終了してしまったオンラインゲーム・スマホゲームの投票を行っています。みなさまの一票・コメントお待ちしています。また、ゲーム関係者様、是非、復活のご検討をお願いします。
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