2018年6月9日東海道新幹線の車内で、男女3人が刃物で襲われ男性1人が死亡した事件について
左記の記事を基に独自考察します。Biglobeニュース:https://news.biglobe.ne.jp/domestic/1220/bso_191220_2027297616.html
幼少期からの両親からの冷たい扱いによる犯行
悪くいうわけではないが、親に捨てられても必死に生きている人はいます。むしゃくしゃする時もあります。私も会社で若い時、上司にたしなめられて、カッと来た事はあります。その時は会社を辞める覚悟で上司をぶん殴ろうかと思いました。ただ、人を殺そうと思っても、実行まではしません。そこまで踏み越えてしまったら、人として終わっていると思います。
「自分の人生が思い通りにいかない」⇒「他人も不幸せになればいいのに」この考えは私も持ちます。今も常に持っています。ただ、カッとなって殴る程度ならわかりますが(それもまずいですけど)、命を奪う行為は取り返しがつかないです。殺意を持って実行した行為は万死に値する事だと思います。※相手が殺意を持っていたら話は別ですが
人の命が対等ではない
今回の裁判で、原告が万歳三唱するのは、ごく当たり前の事かなと思います。だって原告の思い通りの結果ですから。人を1人殺して、なおかつ2人も刺傷させていながら、殺人者は私たちの税金で生きていけるのです。物証も証言もありながら、殺人者を擁護する弁護士と裁判官には全く同調できないです。法の下に平等とはなんなのか?「殺人者の人権>死者の命」という判断は、法の下に平等と言えるのでしょうか。今回の判決を続けていく事は、殺人者を擁護し、ますます増やす事にもつながる重大な案件だと私は思っています。なぜなら、生活に困り、行き場がなくなった時、最終手段として、人を殺して刑務所に入るという選択肢が選べるわけです。そして、彼はその通り実行し、見事その生活を勝ち得たわけです。刑務所生活は制限されるでしょうが、日々のご飯と雨風は凌げるわけですよね。加えて、非常に危ない極論ですが、人を殺して盗んだ金で、捕まる事がなければ、遊んで暮らせるし、見つかったら刑務所暮らしで済む。という犯罪助長へも繋がります。安易な量刑は、より犯罪を増やすだけという認識と、人の命の重さをもっと重く見て頂きたい思います。「良人は、早死に」「悪人は、長生き」な世の中では、将来性無しです。
年齢による将来性や精神障害による量刑の軽罰化について
最近の判決において、年齢がまだ若く将来性があるから、とか精神異常による犯行という事で、軽罰化されるケースが見受けられるように思えるのですが、気のせいでしょうか?
確かに人権を尊重する事は大事です。しかし、本当にそうでしょうか?人を殺すまでの衝動を持つ人がまともな精神であるわけがないと思います。そしてその異常を本当に治せるものなのか?科学的実績も証明できないのに、数年、治療を受ければ治ると言えるのでしょうか?過去被害に遭われた方が、こういった裁判結果を納得すると思っているんでしょうか?法律上の制限があるから、出来ないという答えが返ってきそうですが。現代においては「犯罪者の人権>被害者の人権」になっている気がします。裁判において、本人の反省といいますが、果たして十分な反省が望めるか、どうかは問題でしょうか?確信犯的に人の命を奪っておいて、反省とはなんでしょうか?反省の意思さえ示せば、人を殺しまくってもいいんでしょうか?現代の司法は人の命をものすごく軽視している気がしてなりません。言い方が悪いですが、盗みや軽い暴行であれば、まだしも。殺人は別格です。人の命は返ってきません。殺人者がどれだけ反省し、どれだけ服役したとしても、もう命は返ってきません。反省したからといって傷が癒える事はないのです。小学生位で、分別がまだよくつかない頃ならまだしも(とはいえあってはいけないですが)。ある程度、物事の良し悪しを判断できる年齢であれば、確信犯です。反省する位なら、最初からやらないです。警告や注意だけなら、いつしかそれは効果を持たなくなるのと一緒だと私は思っています。資本主義という格差が生まれる社会においては、妬み/恨みが発生しやすいです。犯罪が後を絶たず、犯罪者で留置所が溢れる状況は、今後十分起こりうる現象だと思います。そして、その費用を負担する為に、新たに税金を使う→国民に負担→国民が追い詰められれば、さらに犯罪を犯すという負のスパイラルに陥りかねない状況です。重罪には断固として贖罪を与える事こそが真の法制と言えるのではないでしょうか。
追記:重罪人に対する処置として、1つの提案をするならば、治験への協力をする事で、その罪を少しでも償える仕組みを設けるのはどうでしょうか。難病に苦しむ人々の為にその新薬の臨床実験に参加し、多くの人を救う事に寄与するのであれば、命の贖罪になると言えないだろうか。