成績が上がらない、勉強の仕方がわからない人へ

勉強の仕方がわからない、勉強をしても、ちっとも成績が上がらないって人いませんか?

私も実は中学時代はそうでした。高校に入ってからは、成績が上がり、勉強も楽しくなってきました。

自分は馬鹿だから仕方がない。頭の出来が違うから、IQが低いから、勉強しても無駄と諦めていませんか?

ここで話す内容は、成績が取れている人ではなく、いつもテストの点が赤点になってしまう人に見てほしい内容です。

私自身も中学時代は赤点を取っていた人間です。内容は以下になります。

ビジネスでも同じような事が言えます。しかし、ここでは勉学メインでお話をしていきますので、ビジネスはついでと思って下さい。

結果から、お伝えしますね。

出来るやつから学べ

勉強が出来ない人は、そもそも勉強の仕方が間違っている、もしくはやり方を知らない事が、ほとんどです。試験前になって、教科書を開いて、にらめっこをするだけとなってしまいます。

私が高校に入って、勉強の仕方が変わったのは、たまたま学年でも頭の良い人間が隣の席になったからです。その人とはクラブ活動も一緒だったこともあり、話がしやすかった為、ノートを見せてもらう事ができました。自分のものとは全く違うという事に気づきました。

ノートのとり方や書き方。また、普段の勉強時間や方法、試験前の対策等、それら全ての事を勉強の出来る人から聞いて下さい。

ここで大事なのは、今現在、勉強が出来る人から教わることです。過去に勉強が出来たという人は、過去の勉強方法なので、駄目です。今、勉強が出来る人を、クラスで見つけて、その人に、頭下げても、教えを請いましょう。

これはビジネスでも一緒です。稼いでいる人は、必ずそのコツというものを持っています。営業マンであれば、人をその気にさせる、又は信用させるコツを知っています。ビジネスだと、お金が絡むので教えてくれないかもしれないですが・・

真似をする

勉強の出来る人から、そのやり方を学んだら、出来る限り、それを真似して下さい。

たぶん、最初から全ての事を真似するなんて事はできないでしょう。なので少しづつでも良いので、出来る所から、始めて行って下さい。

人には向き不向きがあるので、同じやり方でも、向かない時もあると思います。そんな時は、自分なりのやり方でやりましょう。勉強の仕方の基本がわかっていれば、あとは自己流でも何とかなります。

勉強の仕方を知らない内から自己流でやっても、全く伸びません。

物事には順序があります。例えばゲームをプレイするのに、何も知らずに、適当にやっていくのも良いですが、ルールや裏技やコツ、攻略方法をしっておいた方が、スムーズに進みますよね。それと同じ事です。

勉強にも、コツややり方はあります。それを知らずにめくらめっぽうやっても、伸びません。出来る人のやり方やコツを学んで、それを自分の中に取り込んで、活かしましょう

一応、私の高校時代の話をしておくと、今はもう時代遅れのやり方かもです。

ノートは、先生が黒板に書いた内容を、そのまま書くだけではなく、後から自分で見て分かりやすいように、記載しましょう。ポイントとなる箇所は、補足やメモ等も必ず書いておきましょう。

授業を漠然と聞くのではなく、試験に出そうかな?という所を抑えて、ノートに取る癖をつけましょう。後から見直しした時に、ここがポイントなんだと、直ぐにわかる為です(先生の授業への熱量や声量なんかから意識して聞くのも有効)。

受験のテストでは、全く予測はできませんが、学校の試験内容は、先生の好みで作られる事があります。先生の好きそうな内容だったり、問題を出しそうな部分かもといった推測をしながら、授業を聞いて、テストを受けた時に、自分の推測が正しいかどうかの確認をしてみるの、授業を受ける上での1つの楽しみになるかもです。

好きな教科から、伸ばす

自分の中で、最も好きな教科から取り組みましょう

点数が低いのは、苦手な教科だとは思いますが、苦手な教科ほど、やりたくないという気持ちが先に勝ってしまうので、続けるのが難しいです。

私の話を少し挟むと、私の場合は、数学が好きでした。でも点数がいつも悪く、親も呼び出しを受けていました。しかし、ある時、数学の先生が、母親にこう、言ってくれました。

「〇〇君は、センスがある。でも計算が途中でいつも間違ってしまっている。見直しをしっかりすれば、きっといい点が取れる」

その時の私の数学の先生は、ちょっと変わっていて、テストで答えだけを書かせるのではなく、その答えにたどり着くまでの数式まで書かせるというテストスタイルだったのです。

その為、先生は、私の書いた数式までチェックしてくれて、その答えが間違っている原因が計算ミスにある事を指摘して下さったのです(この事はどれだけ年をとっても永遠に忘れることは無いと思います)。

その時は、半信半疑でしたが、次回以降のテストから、必ず見直しをするようにしました。そうしたら、少しずつ点数が改善されていったのです。

点数が良くなってくると、自分に自信がついてきます。僕は出来る子だったんだな(笑)。そこから数学の成績が良くなっていき、勉強が楽しくなってきました。

横道に逸れましたが、まずは

好きな教科を伸ばそうという事です。

好きなものの方が、取り組み方もモチベーションも違ってきます。

そして、それが伸びてくれば、自分の自信に繋がります

その自信をつけた上で、他の教科も取り組んだ方が、効果が高いと思います。「猿もおだてりゃ木に登る」効果ですね。

ちなみに私の話に戻すと、私の場合は、高校の後半は、数学で80点以上はほぼ取っていました。数学だけは欠かさず勉強をしてましたね。楽しかったというのもあります。

子供を持つ親の方は、

子供に勉強しろ、勉強しろ」という頭ごなしに言葉を放つよりも、

何故、勉強をするのか?どのように勉強をしたら良いのか?」といった具体案を教えましょう。そして、成績が上がったのなら、ちゃんとほめてあげましょう。

私の親も、私を見ると、口から出る言葉が「勉強しろ!」の一言しかなかった印象です。それでは、子供から見れば、「うるさいだけの小言」にしか聞こえないと思います。

見栄や世間体ではなく、子供の能力をよく見つめなおして、伸ばしてあげる方向で、成長を促してほしいです。

結局、最後は量で決まる

天才/神童と呼ばれる人は別格ですが、大抵の人は並レベルの能力です。

その並レベルの能力の中で、どこで差がつくかというと、しかないです。勉強量、最後はこれしかないです。能力が低い人ほど、高い人に追いつくためには、量をこなすしか無いです。

容量の良い人は、覚え方のコツ(語呂合わせ/ポイントの抑え方)にも、飛び抜けた能力があるので、そこを真似しようとしても、中々難しいです。というか真似できなかったりします(苦笑)。

私は、暗記が特に苦手でした。なので、とにかく暗記問題に関しては、時間をかけて少しずつしか覚えることしかできなかったです。容量の良い人は、簡単に社会の時事内容や英単語を覚えてしまったりしますが、私は、ひたすら何度も書き写すという原始的な方法でしか覚えることが出来ませんでした。暗記問題系の試験が多い日は、地獄でした。それでも続けられたのは、成績が上がる事への喜びを知ってしまったからかも知れませんね。

私の場合は、成績が上がる事が嬉しかったから、勉強が続けられたというのがあると思います。

でも、人によっては、成績上がっても嬉しくないって人もいると思います。

勉強よりも興味の有る事は、世の中にたくさんあると思います。そういう方は、その方面の能力を伸ばしていきましょう。能力を伸ばして、その能力を生かした知識やスキルで、マネタイズをするとか、その方面の仕事に就くのも良いと思います。

それでも必要最低限の勉強だけはこなしておきましょう

世の中に出れば、お金の稼ぎ方や節税方法、法律や市区町村の支援等、ビジネスにおける様々な知識やサービスを利用して、より資産を有効的に活用する方法を学んだり、理解しなければいけない時があります。最低限の文章の読解力や数学の知識は必要になります。また、契約書の中身をよく読まなかったり、理解できないまま、契約をしてしまうと、後からリスクとなってしまう事もあり得ます。

勉強は辛いと思いますが、将来の自分の為にと思って、頑張って下さい。

将来の自分の姿をイメージして、それに近づく為には、どういったスキルや知識が必要なのか?またどういったルートを通るのか?といった具体的な内容を確認して、それに向かって目標(通過点)を決めてやった方が、良いと思います。最低限、必要なものを決めてやった方が、無駄がなくなり、最短ルートで進める事ができると思います。

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